営農型発電のアグリソーラーの設備を農地に設置する場合、パネルの影がどのように出来るのかによって作物の生育に影響を与えるのですが、それを計画段階で分かるようなシステムはありませんでした。(営農計画に必要)
机上の計画で分からない影の発生を事前にシミュレーションできるシステムが求められたのですが、ほぼ正確に再現できるシミュレーターをご用意しました。
このシステムに営農発電設備アグリソーラー設置予定の農地の場所データーを表示し、設備を配置すれば、その場所でのパネルの影が仮想再現できます。
季節による影の変化が視覚的に表示されるので、パネルの配置設計や、農作物への影の影響を推測することが出来ます。
上の画は狭い変形の農地に設置できるパネル数(発電出力)をシミュレーションしたものです。(配置途中)
12月の影の状態を表現しています。
次の画は6月の影の発生状態です。狭小地でも配置によっては営農発電が可能です。
大規模な発電出力のアグリソーラーでシミュレーションした画では、このようになります。
1月の正午の影の状態です。
この場合は影が移動する状態から日照時間の算出に利用します。
上記の営農発電(アグリソーラー)では広い農地の中に設置するためパネルへの影は
影響ありませんが、耕作には影が多大な影響を及ぼします。
事前のシミュレーションによりパネル間隔、方位などを修正することができます。
農地の活用Ato Z
営農型太陽光発電のA to Z をパッケージにしたのがアグリソーラー!!
この画は標準仕様の50%(遮光率)アグリソーラー設備です。
農地で栽培する植物には必ずしも稲の様に日光を燦々と浴びなければ生育できないものばかりではありません。
営農発電アグリソーラーで農地の上に太陽光パネルが影を作っても生育にあまり影響をあたえない作物を作ることで作付けのハードルはクリアーできます。
では影が出来ても育成可能な品種とは。
**イチゴ、レタス、ほうれん草、小松菜、パセリ、アスパラ、ネギ、じゃが芋、里芋、かぶ、
わさび、しょうが、かんきつ類などです。**
営農発電アグリソーラーの設備が畑に作られた場合の作業性はと言うと、上の画のように農業機械が入っても操作出来る幅、高さを確保しています。
農作業の効率化を考えた架台の配置で機械化が可能になっています。
営農型発電のアグリソーラーを農地に仮想で設置したシミュレーション図
50Kw発電アグリソーラー設備が設置可能かを確認しておきます。
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